質問2-B|学区広域化による通学リスク
11月15日に執行予定の桑名市議会議員選挙。その「立候補予定者説明会」に参加された方のうち、辞退者を除く31人に政策アンケートを実施しました。
この記事は、全11問の回答を設問ごとに紹介する政策アンケートシリーズです。今回は「学区広域化による通学リスク」に関する質問と、23人の回答全文をご紹介します。
以下は、参加者にお送りした政策アンケートの質問文・前提説明です。
学校再編により学区が広域化した場合、現在より通学距離や通学時間が長くなる児童生徒の増加が見込まれます。安全な通学路の整備には、国や県、警察などとの連携が不可欠です。
質問2-B.記録的な猛暑、豪雨・浸水、台風、地震等を想定した通学路の安全性、低学年児童の負担、避難経路、スクールバス等の代替手段について、市は十分な調査と対策を示していると考えますか。
結果の概要|31人中23人が回答
| 回答区分 | 人数 |
|---|---|
| 十分に示されている | 2人 |
| おおむね示されているが、追加の対策・説明が必要 | 9人 |
| 調査・安全対策が不十分 | 5人 |
| 判断に必要な情報が不足 | 3人 |
| その他の記述回答 | 4人 |
| 回答者合計 | 23人 |
| 無回答 | 8人 |
回答状況の基準日:2026年10月21日。上の回答区分は公開回答を整理したものです。各人の回答本文は下に全文を掲載しています。
「その他の記述回答」は、上の4区分の定型文とは異なる文言で回答している方です。記述内容から定型の選択肢を推定せず、別区分にしています。「該当項目なし。質問7で結論を明示。」という回答も含み、無回答者には含めていません。
氏名は敬称略、各回答区分内は五十音順です。名前を押すと、その方の回答が開きます。選択した回答だけでなく、理由や条件として具体的に記述された内容もあわせてご覧ください。
「理由・条件等」に記述がある方は、名前の横に「※」をつけています。公開回答の当該欄に記述がない場合は、編集上の注記として「理由・条件等:記載なし」と表示しています。空欄は意見がないことを意味しません。
十分に示されている|2人
太田 誠
回答:十分に示されている
理由・条件等:記載なし
高島弘光
回答:十分に示されている
理由・条件等:記載なし
おおむね示されているが、追加の対策・説明が必要|9人
倉田明子
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:記載なし
近藤 浩
冨田 薫 ※
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:多度学園の建設の時も同じ議論はありましたが、多度学園の通学の安全性も確保されていると考えます。スクールバスなどの利用は当然遠い児童生徒には必要であると思います。それは場所が決まってからの議論になると思います。距離や安全性については、場所が決まり次第保護者を含めてしっかりと話し合われると思います。実際に多度学園もそのように進められました。
成田久美子
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:記載なし
畑 紀子
藤本直子
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:記載なし
松本 成 ※
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:現状でも小学で2~2.5キロ以上、中学で6~7キロ以上の距離を通学している場合もあります。通学に支障がでる予測困難な記録的災害が発生した場合、屋根があるスクールバスがもっとも安全は通学手段ともいえます。桑名の特色として鉄道網がハブ構造になっているので鉄道を最大限活用した、市の中心部ではなく郊外での学校再編もありだと思います。列車通学なら乗客で大人が必ず同乗しているはずで、子どもを孤立させる可能性は格段に下がります。通学を管理する上で駅を拠点にできるので子供の安全確保を社会全体で出来ると思いますが、悩ましいことに学校再編はどうしても通学距離が延びるし時間かかることは避けられません。
水谷 のりはる
森 ひかる ※
回答:おおむね示されているが、一部追加の対策・説明が必要である
理由・条件等:多度学園では距離や学年に応じて、通学方法は異なっていると聞いています。今後計画される学校においては、地域の安全性や交通事情に応じて、適正に調査や説明がされるものだと思います。
調査・安全対策が不十分|5人
加藤としゆき ※
受付:2026年10月19日
回答:調査・安全対策が不十分である
理由・条件等:学区が広がれば通学距離・時間が伸び、特に低学年や猛暑・豪雨・地震時のリスクが高まります。スクールバスや安全な通学路の整備は国・県・警察との連携が不可欠ですが、具体的かつ現実的な対策が示されていません。子どもたちが決して犠牲者とならない環境を先に整えることが大切です。
しばた りえ ※
受付:2026年10月19日
回答:調査・安全対策が不十分である
理由・条件等:通学路に関しては、6小学校区が一つとなる光風中学校区において、最も遠い深谷地区の子どもたちが光風中学校まで、スクールバス・自転車において、どの程度の時間をかけてどう通学すると想定しているのか、具体的なシミュレーションや安全対策を伺いたいと思う。
多屋真美 ※
回答:調査・安全対策が不十分である
理由・条件等:バス通学に要する時間、自転車通学はどのようなルートになるのか、災害時のことなど、何も示されていない。
ながの元康 ※
回答:調査・安全対策が不十分である
理由・条件等:本年、桑名市における記録的な猛暑は、記憶に新しい。桑名市の学校再編計画では、現在、中学校がある付近に小中一貫校を建設する予定である。そのため多くの小学生・中学生の通学距離・時間が伸びることになる。その中でも最長通学距離は、深谷小学校から光風中学校までの7.5㎞とされている。
令和4年11月1日~12月16日に実施した桑名市による「桑名市立小中学校に関するアンケート調査(母数:4228通)」では7~9割弱が「徒歩」での通学を希望している。通学距離が延びることにより、交通事故や不審者などの犯罪リスクが高まる可能性がある。通学路の安全対策は、道路管理者である国・県・市・警察との連携が必要なため、市民が強く要望しても、道路整備は後手になる可能性があるという構造的な問題も内在している。
服部ひろき ※
回答:調査・安全対策が不十分である
理由・条件等:2-A.2-Bどちらの項目についても、重点地域と選んだ時点で、行政側が事前に検討し、地域や住民に行政の考えを示す責任があります。
その考えをもって、地域や住民と共にブラッシュアップすべきです。
判断に必要な情報が不足|3人
成瀬 よしたか ※
回答:判断に必要な情報が不足している (不足している情報を下記にご記入下さい)
理由・条件等:異常気象や災害時の通学安全については、距離だけでなく、危険が予想される場合に登下校を中止し、児童生徒を安全な校舎内で待機させる等の判断基準を事前に明確にすることが重要だと考えます。その上で、通学路、所要時間、危険箇所、避難経路、スクールバス等の代替手段を地域ごとに具体化し、実際に安全を確保できるか確認する必要があります。
水谷真也 ※
回答:判断に必要な情報が不足している (不足している情報を下記にご記入下さい)
理由・条件等:多度学園の検証が必要だと考えるが、時代によって考え方が変わるので、都度対応していく体制が必要である。例えば、2018年の大阪府北部地震では、当時小学4年生の児童が歩道に倒れてきたブロック塀の下敷きになった事故で、高いブロック塀への危険認識が高まった。近年の桑名市では、40℃を超える「酷暑日」を記録する日もあるので、学校再編に関わらずとも、何かしらの対応が必要だと考える。
渡辺のりたか ※
回答:判断に必要な情報が不足している (不足している情報を下記にご記入下さい)
理由・条件等:保護者側の意見が出尽くしているとは思えない。
その他の記述回答|4人
いとう恵一
回答:該当項目なし。質問7で結論を明示。
こんどうなほ ※
回答:地域によって変わってくる為、それぞれの地域にあった対策が必要
服部 よしゆき ※
回答:現時点では十分な調査と対策を必ずしも示す必要は無いと思います。
理由・条件等:「不十分」というよりも、今後の議論の中で、詳細な調査や安全対策を示すものと考えています。
渡辺仁美 ※
回答:地域ごとの具体化に合わせて検討すべき
理由・条件等:現状でも小学校まで距離のあるご家庭から、スクールバスを要望される声を多く聞いており、必要な地域には通学支援が必要だと考えます。一方、通学路の安全確保は学校再編の有無にかかわらず、各校や地域、関係機関が継続して取り組むべきものです。再編による通学環境への影響は地域によって異なるため、現時点で一律に「十分・不十分」と評価するのではなく、再編が具体化する際に、その地域の通学距離や安全面を確認し、スクールバスを含め必要な対策を講じるべきだと考えます。
無回答者|8人
2026年10月21日時点で、本アンケートへの回答を確認できなかった方は次の8人です(敬称略・五十音順)。
愛敬 重之/飯田 尚人/井口 摂子/伊藤 研司/伊藤 知美/服部 ひろし/松田 正美/森 英一
回答の有無のみを示しており、回答しなかった理由や学校再編への賛否を推測するものではありません。期限後の回答・訂正があった場合は、受領日・訂正日を明記して更新します。
政策アンケートの全設問・回答全文
学校規模、防災、通学の安全、合意形成、財政、多度学園の検証、義務教育学校化、市議会での姿勢など、他の設問とあわせて読むことで、各人の考え方を確認できます。
本アンケートは、特定の個人や政党への支持・反対を目的とせず、政策上の考えを共有するために実施しました。回答に含まれる事実認識・評価・提案は各回答者の記述であり、掲載は当会がそのすべてを事実として認定・支持することを意味しません。
回答本文は、公開している回答全文ページの掲載文どおりに転載しています。同ページでは、明らかな誤字脱字の修正と、掲載基準に基づく一部省略を行っています。
発行:桑名の子どもと学校を守る会
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