学校再編に市議会でどう向き合う?|政策アンケート Q7

目次

質問7|市議会での姿勢と具体的な行動

11月15日に執行予定の桑名市議会議員選挙。その「立候補予定者説明会」に参加された方のうち、辞退者を除く31人に政策アンケートを実施しました。

この記事は、全11問の回答を設問ごとに紹介する政策アンケートシリーズです。今回は「市議会での姿勢と具体的な行動」に関する質問と、23人の回答全文をご紹介します。

以下は、参加者にお送りした政策アンケートの質問文です。

質問7.あなたが桑名市議会議員のお立場であれば、桑名市立小中学校再編計画について、どのような姿勢で市政・市議会に臨みますか。

結果の概要|31人中23人が回答

回答区分人数
現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める5人
現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める4人
現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める5人
現在の基本方針(全市一律の施設一体型小中一貫校化・義務教育学校化)を前提とせず、計画そのものの見直しを求める4人
その他の記述回答5人
回答者合計23人
無回答8人

回答状況の基準日:2026年10月21日。上の回答区分は公開回答を整理したものです。各人の回答本文は下に全文を掲載しています。

「その他の記述回答」は、上の4区分の定型文とは異なる文言で回答している方です。記述内容から定型の選択肢を推定せず、別区分にしています。無回答者には含めていません。

氏名は敬称略、各回答区分内は五十音順です。名前を押すと、その方の回答が開きます。本質問では、「具体的な行動」の記述を回答必須としており、回答の全文を掲載しています。

現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める|5人

太田 誠

回答:現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める
具体的な行動:市議会議員選挙を控えており、再び議員となった時に改めて考えたい。

この方の全設問の回答を見る

倉田明子

回答:現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める
具体的な行動:子どもの教育環境を第一に、地域の状況や声、通学の安全性などを確認していきます。あわせて、多度学園の状況を見ながら、必要に応じて一般質問等を行っていきます。

この方の全設問の回答を見る

冨田 薫

回答:現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める
具体的な行動:早期に進めて教育環境格差を埋めていかなければなりません。大きな計画を前へ進めながら、小さな修正を行い、子どもたちの様々な課題に対応すべきと考えます。子どもたちが行きたいと思える学校づくりを進めることと、そこへ行けない子どもたちの支援策をその中から模索していくべきです。一般質問はもうすでにいままでも討論・質問等行ってきましたが、引き続き行っていきます。どうぞよろしくお願いします。

この方の全設問の回答を見る

成田久美子

回答:現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める
具体的な行動:小中学校再編計画に関して地域の学校がなくなるという大きな変化を伴う事業であり、まずは子どもたちの生活そのものに直結するので慎重に慎重を重ねなければならないと考えています。そして地域の皆さんとの情報共有や理解が必要不可欠です。
そのための説明をしっかり果たしてほしいとの要望も一般質問でもしましたが、
自治会やPTAなどから説明会開催要望があればいつでも説明に伺うとの返答をもらいました。
市からの説明を待つだけでなく地域地域で状況が違うので、説明の要望を出すことも市民側として大事なことではと考えています。

施設の老朽化、少子化、先生のなり手不足など喫緊の課題です。
そんな中、今のまま学校を新しく建て替えることは難しいと考えますので、桑名市が将来を見据え示す再編計画は必要だと思います。
これからの桑名市にとって重要政策であり20年30年先を見据えた学校再編を多度学園の検証と共に、これからもしっかり検討を重ね注視していきます。

この方の全設問の回答を見る

畑 紀子

受付:2026年10月21日

回答:現在の計画を支持し、計画どおりの推進を求める
具体的な行動:これから時代と共に様々 社会情勢や環境も変化してくると思います。
その時に桑名市、子どもたちにとって良い方向へいく調査・質問をしていきたいと思います。

この方の全設問の回答を見る

現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める|4人

近藤 浩

受付:2026年10月20日

回答:現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める
具体的な行動:現時点でどの様な一般質問をするのは決めていないが、市民の皆様からいただいたご意見等を考慮し、一般質問をする必要があると判断すればその時点で内容等を検討する

この方の全設問の回答を見る

藤本直子

回答:現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める
具体的な行動:一般質問に関しては当選後、必要であればその時点で内容を検討する

地域の思いを守りながら、子どもたちが安心して学び、保護者の皆さまが納得して子どもを送りだし、学校現場が誇りを持って教育に専念できる環境を整えられるよう、強い決意を持って活動していきます

この方の全設問の回答を見る

水谷真也

回答:現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める
具体的な行動:【必要と考える調査】
・修繕・維持管理費の推移
・立地場所の条件
・事業規模、総事業費
【働きかけ】
・小学校のみの統合から始めるパターンの明示
・既存の建物、土地の利活用方法

この方の全設問の回答を見る

水谷 のりはる

受付:2026年10月20日

回答:現在の計画をおおむね支持するが、一部修正を求める
具体的な行動:現状、考えていませんが、地域の皆様や保護者の皆様のお声を伺い、状況に応じて考えていきます。

この方の全設問の回答を見る

現在の計画を土台に、検証・協議を踏まえて修正後に進める|5人

加藤としゆき

受付:2026年10月19日

回答:現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める
具体的な行動:何より大切なのは、子どもたちの未来です。その次に、毎日子どもを送り出す親の気持ちです。そして、そのために使う税金が、透明で妥当なものであること。この三つを大切にします。

私は無所属の新人です。しがらみにとらわれず、皆さんの不安や希望を一番に聞く姿勢で臨みます。

特に、災害のときに「ここに逃げれば安心」と思える学校がある地域や、通学が今よりずっと負担になりそうな地域については、優先して丁寧に話し合いを重ねます。

全市一律で7校に集約するのではなく、必要なところは既存の学校を一部残して改修し、家庭が「うちの子に合う環境」を選べるようにしたい。それが、私の考える現実的な再編です。

子どもたちの笑顔と桑名の未来のために、本当に必要で効果的な再編を、地域の皆さんと一緒に見つけていきます。

この方の全設問の回答を見る

成瀬 よしたか

回答:現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める
具体的な行動:市民、児童生徒、保護者、教職員、地域住民など様々な立場の生の声を自分自身で聞きます。また、再編を実施した後に検証するだけでなく、実施によって教育、通学、防災、地域、財政等がどう変わるのかを事前に比較検証します。国庫補助、市負担額、既存校の改修・長寿命化との費用比較、学校の老朽化状況も確認し、地域ごとに複数案を比較した上で判断します。

この方の全設問の回答を見る

服部ひろき

回答:現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める
具体的な行動:今回の重点地域には、私の生まれ育った地域が選定されています。
寂しい気持ちもありますが、桑名の未来のために重要な計画であると認識しています。
私は、なぜそれらの地域から再編するのか、なぜ義務教育学校が適しているのか、どれくらいの費用がかかるのかなどを、市に対して分かりやすく説明するよう求めます。
また、多度学園の検証結果や地域の声を計画に反映させ、必要であれば別の方法も含めて計画を見直すよう提案します。

この方の全設問の回答を見る

松本 成

回答:現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める
具体的な行動:小学校では徒歩で通学できる学区を維持し小学校同士の統廃合が一番いいのですが、現状、中学で1学年3クラス以下ならば義務教育校への再編を支持します。フルインクルーシブ教育を行う上で利点があると思います。ですが1000人以上規模になることには反対します。すべての学校を小中一貫校にする必要はない、AIではなく「人が主体の世界」のため「多様性、包括性、公平性を知る学び」ができる生徒数の確保が重要だと考える。一学年2~3クラスが適正と思います。

いまの学校において重要なのは単に知ることではなく、他者に向かって自分の言葉を述べることで知性を育むことにある。知識の量と出力ではAIに勝つことは出来なくなった今、多様な知性が育つ場をいくつも創ることで、社会を動かす「原資」を生み出す必要がある。桑名の教育基本方針において「社会の原動力」をどのように創出していくのかを問う。

この方の全設問の回答を見る

森 ひかる

回答:現在の計画を土台として残すが、次の再編の具体化は直ちに進めず、地域との協議や多度学園の検証結果を踏まえて、計画を修正した上で進めるよう求める
具体的な行動:少子化、学校施設の老朽化などの状況を考えると、いずれは全ての学校であり方を考え直す時期がくると思います。
光風・正和中エリアを次のエリア候補にしていますが、例えば、長島中エリアは全小学校が1つの中学校へ行く、長島中部小と長島中が隣接しているため変化へのハードルは低いのではないかと思います。
あわせて、既に小規模校への対応を進めていかなければいけないと思います。
また、年齢や地域によって賛成・反対の理由は異なると思うので、内容を精査した上で慎重に進めていくことを望みます。

この方の全設問の回答を見る

現在の基本方針を前提とせず、計画そのものの見直しを求める|4人

しばた りえ

受付:2026年10月19日

回答:現在の基本方針(全市一律の施設一体型小中一貫校化・義務教育学校化)を前提とせず、計画そのものの見直しを求める
具体的な行動:市内全域を一律に義務教育学校へ再編する方針が、本当に最善なのか、ほかにどのような選択肢があるのか、幅広く調査・研究を進める。全国の義務教育学校には、山間部などで地域に学校を残すために設置された事例もあるが、桑名市とは地域特性や学校規模が異なるため、児童生徒数や都市環境などが類似する自治体を重点的に調査したい。

その結果をもとに、教育効果、通学の安全性、地域への影響、財政負担などを比較し、市議会での一般質問を通じて市の方針や根拠を問い、地域の実情に応じた代替案を提案していく。義務教育学校ありきではなく、あらゆる可能性を検討し、子どもたちにとって最善の教育環境を実現するために取り組みたい。

この方の全設問の回答を見る

高島弘光

回答:現在の基本方針(全市一律の施設一体型小中一貫校化・義務教育学校化)を前提とせず、計画そのものの見直しを求める
具体的な行動:前述の通りです。

この方の全設問の回答を見る

多屋真美

回答:現在の基本方針(全市一律の施設一体型小中一貫校化・義務教育学校化)を前提とせず、計画そのものの見直しを求める
具体的な行動:まずは多度学園の検証をおこなうこと。そのかんに、各地域が学校統廃合についての議論を深めることが必要。市の提案のみしか選択肢がないやり方はおかしい

この方の全設問の回答を見る

ながの元康

回答:現在の基本方針(全市一律の施設一体型小中一貫校化・義務教育学校化)を前提とせず、計画そのものの見直しを求める
具体的な行動:市議会議員の大事な仕事の一つは、「市政の監視役」である。政治・行政・歴史等を検証する時に、「フォロー・ザ・マネー」という手法がある。表面的な発言や説明だけを見るのではなく、お金の流れを見ると、実際の利害関係や意思決定の背景が見えてくるという発想です。

したがってモデル校である多度学園は教育効果、児童生徒の状況、教職員の負担、通学負担等の検証は勿論であるが、入札方法や内容等に関してもモデル校として、透明性、競争性等があるものでなければならない。

この方の全設問の回答を見る

その他の記述回答|5人

いとう恵一

回答:④の「見直し」ではなく、現在の「基本方針」の即時中止、白紙を求める。
具体的な行動:上記に明記

この方の全設問の回答を見る

こんどうなほ

回答:公立小中学校にて独自の授業などを行なっている先生方の話を数多く聞きに行って来ました。9年間を見越した教育の一貫性と、カリキュラムの自由度の高さによって質の高い教育活動を行える点が最大のメリットだと考えており、こども達が生きていく学習をするのに最適だと考えている。が、2200人規模の学校は不適切だと考えている。また、一般質問にて何度もお願いしたように、多度学園の検証結果は随時、適宜反映させるべきと考えている。
具体的な行動:◎25人学級できめ細かい教育を(1学年25人×3クラス以上が理想だと考えている)
やらされる教育」から「自ら学ぶ教育」へ
◎偏差値・通知表・宿題、無駄な校則をなくし、こどもの「やりたい」を大切にする。こども主体の教育へ
この教育を推進したいため.6年間このような教育を受けて、急に偏差値教育の中学校に進んでしまうより、9年かけて学んだ後、高校は自らの進みたい方向の学校を選んで進むのが理想と考えている。
◎こどもの声を市政へ
今までもそうして来ました。桑名の未来を担うこども達の意見を聞き、届けていきます。「どうせ何を言っても変わらない」ではなく、結果ではなく声は届ける事ができるという体験をし、今後に生かしてもらいたいと考えています。
他多数

この方の全設問の回答を見る

服部 よしゆき

回答:現在の計画を支持し、必要に応じて修正を求めます
具体的な行動:現在の計画を支持しますが、対象となる校区内で建設的な議論がなされ、修正が必要と判断すれば修正を求めます。
そもそも論ですが、平成19年4月の小中連携に始まり、平成29年4月の「望ましい学校教育のあり方」について答申が出され、これに基づいてこれまで事業が進められていると認識しています。そこには、桑名市の学校教育(児童・生徒)に主眼が置かれています。また、多度地区で行われた「小学校統合」の結果にも配慮されているように感じます。
小中一貫教育が悪いのか、施設一体型が悪いのか、義務教育学校が悪いのか、それとも地域から小学校が無くなるのが悪いのか、私はよく理解できていません。
まずは、地域での建設的な議論が進むよう、議員として後押ししていきたいと思っています。

この方の全設問の回答を見る

渡辺のりたか

回答:市民の声を聞く事と説明において、賛否いずれにせよ市民の納得が得られなければ進めるべきではないという姿勢。
具体的な行動:調査については市民の認知度と賛否、働きかけとしては意見の聞き取り回答率を一定数以上まで求めたい(少数の市民の意見だけで決定してはいけない)。

この方の全設問の回答を見る

渡辺仁美

回答:これまでの検討で導き出した基本方針を支持し、地域ごとの具体化を議会で確認する
具体的な行動:学校施設の老朽化や児童生徒数の減少を考えれば、学校再編を先送りせず、必要な整備を進めるべきだと考えます。地域ごとの学校規模や通学の安全、多度学園で見えてきた課題などを議会でも確認していきます。そして、どんなに立派な学校ができても、大切なのはそこで行われる教育の中身です。9年間を通して子どもたちの学びや育ちをどう支えるのか、先生方がどう連携していくのかなど、教育の中身についても議会で問い、提案していきます。また、学校には、子どもたちや卒業生、地域の皆さんの長年の思いが詰まっています。学校としての役割を終えた後も、その思いを大切にしながら、跡地を地域のコミュニティの場としてどう生かしていくのか、地域の皆さんや子どもたちと一緒に考えていきます。

この方の全設問の回答を見る

無回答者|8人

2026年10月21日時点で、本アンケートへの回答を確認できなかった方は次の8人です(敬称略・五十音順)。

愛敬 重之/飯田 尚人/井口 摂子/伊藤 研司/伊藤 知美/服部 ひろし/松田 正美/森 英一

回答の有無のみを示しており、回答しなかった理由や学校再編への賛否を推測するものではありません。期限後の回答・訂正があった場合は、受領日・訂正日を明記して更新します。

政策アンケートの全設問・回答全文

学校規模、防災、通学の安全、合意形成、財政、多度学園の検証、義務教育学校化、市議会での姿勢など、他の設問とあわせて読むことで、各人の考え方を確認できます。

「学校再編」政策アンケート|全設問・回答全文はこちら

本アンケートは、特定の個人や政党への支持・反対を目的とせず、政策上の考えを共有するために実施しました。回答に含まれる事実認識・評価・提案は各回答者の記述であり、掲載は当会がそのすべてを事実として認定・支持することを意味しません。

回答本文は、公開している回答全文ページの掲載文どおりに転載しています。同ページでは、明らかな誤字脱字の修正と、掲載基準に基づく一部省略を行っています。

発行:桑名の子どもと学校を守る会
お問い合わせ>

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次