質問5-A|多度学園の検証と次の再編の進め方
11月15日に執行予定の桑名市議会議員選挙。その「立候補予定者説明会」に参加された方のうち、辞退者を除く31人を対象に政策アンケートを実施しました。
この記事は、全11問の回答を設問ごとに紹介する政策アンケートシリーズです。今回は「多度学園の検証と次の再編の進め方」に関する質問と、23人の回答全文をご紹介します。
以下は、参加者にお送りした政策アンケートの質問文・前提説明です(質問時点)。
桑名市初の施設一体型小中一貫校・義務教育学校である多度学園は、先行実施校という位置付けで2026年4月に開校しました。市はパブリックコメント等で「検証にかなりの期間を要するため、検証と並行して全市の再編計画を進める」という趣旨の説明をしています。
質問5-A.教育効果、児童生徒の状況、教職員の負担、通学負担・安全面、保護者・地域の評価、跡地の利活用、事業費・維持管理費などの検証を待たずに学校再編を進めることについて、どう評価しますか。
結果の概要|31人中23人が回答
| 回答区分 | 人数 |
|---|---|
| 妥当だと考える | 4人 |
| おおむね妥当だが、一部修正が必要 | 7人 |
| 十分な検証結果が出るまで、次の再編に着手すべきでない | 6人 |
| 判断に必要な情報が不足 | 2人 |
| その他の記述回答 | 4人 |
| 回答者合計 | 23人 |
| 無回答 | 8人 |
回答状況の基準日:2026年10月21日。上の回答区分は公開回答を整理したものです。各人の回答本文は下に全文を掲載しています。
「その他の記述回答」は、上の4区分の定型文とは異なる文言で回答している方です。記述内容から定型の選択肢を推定せず、別区分にしています。
氏名は敬称略、各回答区分内は五十音順です。名前を押すと、その方の回答が開きます。選択した回答だけでなく、理由や条件として具体的に記述された内容もあわせてご覧ください。
「理由・条件等」に記述がある方は、名前の横に「※」をつけています。公開回答の当該欄に記述がない場合は、編集上の注記として「理由・条件等:記載なし」と表示しています。空欄は意見がないことを意味しません。
元の記述欄はQ5-A・Q5-B共通の任意記述欄です。本ページでは、回答全文ページのQ5-A欄の掲載文を転載しています。別の設問を参照する記述には、参照先の内容を設問名とともに補足しています。
妥当だと考える|4人
太田 誠
回答:妥当だと考える
理由・条件等:記載なし
冨田 薫 ※
回答:妥当だと考える
理由・条件等:今から再編計画を再修正すると、さらに子どもたちの教育環境の整備に遅れが生じ、取り返しがつかなくなります。また、多度地区との教育格差が開いたままになってしまします。複式学級などの環境にしない、また、学校のみの再編をすることは、教育上過去に大きな禍根を残したという教訓が桑名市にはあります。こちらも今まで一般質問で行ってきましたので是非ご覧いただければ幸いです。
畑 紀子
渡辺仁美 ※
回答:妥当だと考える
理由・条件等:多度学園の検証は必要です。ただ、「十分な検証結果が出るまで」とは、何をもって十分とし、いつまで待つのかという疑問があります。子どもたちの状況や学校の課題はその時々で変わり、建築費なども大きく変動しています。検証を待ち続けることで再編を先送りするのではなく、検証と再編を並行して進め、見えてきたことを次の学校づくりに生かしていくことが大切だと考えます。検証は、良し悪しを決めつけるためではなく、より良い学校づくりにつなげるためのものであってほしいと思います。先生方やそこで学ぶ子どもたちへの敬意を持ち、課題を一つずつ改善していくことが大切です。
おおむね妥当だが、一部修正が必要|7人
倉田明子
回答:おおむね妥当だが、一部修正が必要である
理由・条件等:記載なし
近藤 浩
成田久美子
回答:おおむね妥当だが、一部修正が必要である
理由・条件等:記載なし
服部ひろき ※
回答:おおむね妥当だが、一部修正が必要である
理由・条件等:検証と並行して再編計画を進めることは同意します。
しかし、検証とは何をどのようにおこなうのか。
検証はいつまでおこない、いつ発表するのかを示すべきだと考えます。
藤本直子
回答:おおむね妥当だが、一部修正が必要である
理由・条件等:記載なし
水谷 のりはる
森 ひかる ※
回答:おおむね妥当だが、一部修正が必要である
理由・条件等:多度学園の効果検証には、卒業後の追跡などかなりの期間を要するため、学校小規模化と校舎の老朽化の解消が求められる今日、検証が終わるまで何十年も再編を進めないというのは非現実的です。但し、全国的には、先行して開校した約260校の義務教育学校があることから、これらを調査研究していく必要があると思います。
十分な検証結果が出るまで、次の再編に着手すべきでない|6人
加藤としゆき ※
受付:2026年10月19日
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:多度学園は桑名市初の施設一体型義務教育学校です。教育効果、児童生徒の様子、教職員負担、通学の実態、保護者・地域の評価、事業費などを丁寧に検証してから次に進めるべきです。急いで全市に広げるより、先行校の成果と課題を活かした方が、結果的に子どもたちのためになると考えます。ただし、子供たちは日々成長しています。教育環境の格差が広がらないようにスピード感と使命感をもって判断する必要があります。
しばた りえ ※
受付:2026年10月19日
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:小中学校から義務教育学校への移行は、桑名市にとって大きな転換であり、教育効果や児童生徒の状況、教職員の負担、通学の安全性、事業費などについて、十分な検証が必要と考える。一度整備した学校のあり方を後から見直すことは容易ではないからこそ、先行する多度学園の検証結果を踏まえ、子どもたちにとってよりよい教育環境となっているかを確認したうえで、次の再編を慎重に判断すべきである。
多屋真美 ※
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:莫大な予算をかけ、子どもたちの環境や地域を大きく変える問題を、時間がないからで済まされない。地域が納得出来るよう、合意形成に時間をかけるべき。そのためにも多度学園の検証は必要。
ながの元康
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:記載なし
松本 成 ※
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:現状、桑名の学校再編に関して重要なのは「リーダーシップやスピード感」ではなく「正確な現状の認識と判断」です。市側の問題点は2000人規模の学校の再編計画をしていることから、「桑名固有の正当化理論」に囚われている感があるということです。
渡辺のりたか ※
回答:十分な検証結果が出るまで、次の再編には着手すべきでない
理由・条件等:全国で初にする明確な理由を市民に説明してほしい。
判断に必要な情報が不足|2人
成瀬 よしたか ※
回答:判断に必要な情報が不足している (不足している情報を下記にご記入下さい)
理由・条件等:多度学園の検証は、今後の学校再編を考える上で継続して行うべき重要な事項だと考えます。教育効果だけでなく、児童生徒や保護者、教職員の状況、通学、安全、地域の評価、維持管理費等を確認し、その結果を次の再編に反映すべきです。また、国庫補助の対象や申請時期、補助制度との関係についても確認した上で、検証と次の整備をどのような順序で進めるのが適切か判断したいです。
水谷真也 ※
回答:判断に必要な情報が不足している (不足している情報を下記にご記入下さい)
理由・条件等:すべての要素を満たしたうえで、学校再編を検討するのであれば、相当な時間が掛かると思われる。それぞれの学校の特色があるので、一概に、すべての要素を満たさなければ、進めるべきではないと言い切れない。
その他の記述回答|4人
いとう恵一
回答:該当項目なし。質問7で結論を明示。
こんどうなほ
回答:検証結果はその都度適宜再編案に反映させるべき
高島弘光
回答:これと比べること自体間違い。
服部 よしゆき ※
回答:やむを得ないと考えています。
理由・条件等:「評価」すべき事項は多面的に渡っており、並行して学校再編を検討することはやむを得ないものだと思っています。
無回答者|8人
2026年10月21日時点で、本アンケートへの回答を確認できなかった方は次の8人です(敬称略・五十音順)。
愛敬 重之/飯田 尚人/井口 摂子/伊藤 研司/伊藤 知美/服部 ひろし/松田 正美/森 英一
回答の有無のみを示しており、回答しなかった理由や学校再編への賛否を推測するものではありません。期限後の回答・訂正があった場合は、受領日・訂正日を明記して更新します。
政策アンケートの全設問・回答全文
学校規模、防災、通学の安全、合意形成、財政、多度学園の検証、義務教育学校化、市議会での姿勢など、他の設問とあわせて読むことで、各人の考え方を確認できます。
本アンケートは、特定の個人や政党への支持・反対を目的とせず、政策上の考えを共有するために実施しました。回答に含まれる事実認識・評価・提案は各回答者の記述であり、掲載は当会がそのすべてを事実として認定・支持することを意味しません。
回答本文は、公開している回答全文ページの掲載文どおりに転載しています。同ページでは、明らかな誤字脱字の修正と、掲載基準に基づく一部省略を行っています。
発行:桑名の子どもと学校を守る会
お問い合わせはこちら